池袋西口で昭和のレトロ感を彷彿とさせる洋食屋「キッチンチェック」が閉店

悲しいニュースです。

池袋西口のロサ会館１Fで50年以上にわたって営業してきた洋食屋「キッチンチェック」が閉店となってしまいました。

つい先日まで元気に営業していたはずなのに、驚きです。

どうか最後までお読み頂けますとうれしいです。

1．池袋西口の老舗洋食屋「キッチンチェック」が56年の営業に幕

昨日池袋西口のロサ会館前を歩いていて、いつも入店待ちの人が並んでいる人気の洋食屋「キッチンチェック」が閉まっているのに気づきました。

「あれ、どうしたんだろう」と思って近づいてみると、

「チェックは営業終了致しました。

５６年間、多くの人にご愛顧頂き、誠にありがとうございました。」

と店主の手書きの挨拶文が貼ってあるではないですか。

つい先日まで、ここで普通に営業していただけに驚きです。

閉店は7月27日（土）付きで昨日の事でした。

しかし56年間とはずいぶんと長い歴史を感じさせます。

ちょっと調べてみると、ロサ会館が清水建設によってこの地に誕生竣工したのがちょうど56年前の1968年です。

因みにロサとはスペイン語でバラを意味し、その故ロサ会館のビル自体淡いピンク色の外観をしているのだそうです。

シネマロサとボーリング場を核としたロサ会館が竣工したのが56年前の1968年ということは、「キッチンチェック」もロサ会館がオープンした時から、今までずっと一緒に営業してきたことになります。

美味しい洋食を数知れぬ多くのお客さんに提供しながら、池袋西口の発展と共に歩み、その変遷をつぶさに見守ってきた「キッチンチェック」。

昭和のレトロ感たっぷりのお店は、いつも店の外でお客さんが並ぶほど人気でした。

ロサ会館の近辺には、居酒屋やラーメン屋や中華料理店は多くありますが、だれでも気軽に入れる洋食屋は他にありませんでした。

多くの人がシネマロサで観た映画の余韻をかみしめるかのように、恋人と友人と一緒にここでオムライスやハンバーグを食べたことでしょう。

また池袋に来た実に多くの人たちが、ここでステーキやビーフシチューを食べて腹ごしらえをしてから、また街中に出て行ったことでしょう。

そんな多くの人の懐かしい思い出が一杯詰まった「キッチンチェック」。

周りの多くの店が浮き沈みを繰り返すなか、一貫して56年間も営業してきたことはまさに驚きに値します。

それだけ多くの人に一貫して支持されてきたことの証ではないでしょうか。

いつも人気の店だっただけに、閉店の理由はわかりませんが、何か特別な事情があったのでしょう。

今まで56年間もの長い間、美味しい洋食を提供してくれて本当にありがとうございました。

「キッチンチェック」の数々の懐かしい思い出は、多くの人にそっと語り継がれていくことでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

Let’s enjoy Ikebukuro!!

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