悲しいニュースです。
池袋東口出てすぐにお店を構える「R・ベッカーズ池袋東口店」が閉店となってしまいました。
以前朝のモーニングなどでよく利用していただけにショックです。
どうか最後までお読み頂けますとうれしいです。
目次
1．20年以上の歴史に幕「R・ベッカーズ池袋東口店」が閉店
今朝池袋駅に向かっ明治通りを渡っていると、いつもオープンしている「R・ベッカーズ」にシャッターが降りていて、何やら貼り紙らしきものが貼ってあるのに気が付きました。
私は何か悪い予感がしたのですが、まさかと思いながら近ずくと、悪い予感が的中してしまいました。
貼り紙には、「閉店のお知らせ」として、「2023年10月15日（日）をもって閉店させていただくことなりました」と記載してあります。
池袋駅の東口出てすぐ明治通りに面して店舗を構える「R・ベッカーズ」は、この場所で20年以上人気のカフェとして営業してきました。
朝は美味しいモーニング、お昼にはハンバーグを食べれるだけでなく、隣のおむすび屋で購入したおむすびをイートインで食べることもできました。
また朝からビールも提供していました。
何故閉店になってしまったのか私にはわかりませんが、実は数か月前から気にかかることがありました。
まず一つは数か月前に鳥インフルエンザの影響で鶏卵の価格が急騰した時、「R・ベッカーズ」では朝のモーニングの提供をすべて止めてしまいました。
私は店長に、他のカフェと同じように卵抜きのモーニングメニューを提供すれば良いのに、と話しましたが、本部では何故か対応することはありませんでした。
駅近の一等地でも、朝モーニングを提供するのとしないのとでは、集客力に大きな差が出てしまいます。
朝モーニングを食べにきていた人は、皆他のカフェに流れていってしまいました。
私には卵抜きのモーニングメニューを用意しない理由がわかりません。
もしくは何か理由があって用意できなかったのでしょうか。
もう一つは、モーニングの提供を止めてしばらくすると、今度は土曜日・日曜日の営業開始時間が朝7時から10時に変更になりました。
土曜日の朝お店に寄ったらシャッターが降りたままで、営業開始時間変更の張り紙が貼ってあって驚いたものです。
私は店長に「何故？」と尋ねると、朝勤務する人材が足らないからだと教えてくれました。
土曜日の朝などは1週間で一番朝お客さんが寄る時なので、その時間帯にオープンしないのは、お店としても痛手のはずです。
他のカフェは皆土曜日・日曜日普通に朝から営業しているのに、どうも理解に苦しみます。
その後土日の営業時間は元に戻ることなく、今回やむなく閉店となってしまいました。
そういった以前からの変調を考えると、おそらく運営元では以前より閉店を視野に入れていたのではないでしょうか。
「R・ベッカーズ」の運営元は、「JR東日本クロスステーション フーズカンパニー」で山手線の駅なかにカフェ、そば、ベーカリー、駅弁など多くの店舗を展開しています。
池袋でも並列しているおむすびの「ほんのり屋」や系列店「BECK’S COFFEE SHOP」などを運営しています。
「R・ベッカーズ」の跡地にも、おそらく近い将来、何か違う業態でお店をオープンさせることでしょう。
しかし長きに渡りここで営業し、ある意味池袋東口の街の変遷をつぶさに見守ってきた老舗のカフェが閉店してしまうのは、何とも寂しいものです。
三越デパートが閉店し、そのあとにヤマダ電機総本店が大々的にオープンし、みずほ銀行のATMコーナーも最近姿を消してしまいました。
20年以上の歴史の中で、朝のモーニングや買い物ついでに寄ったり、仕事が終わって同僚とビールを飲みながら夢を語ったり、恋人どおしがコーヒーを飲みながら愛を語り合ったりと、実に多くの人の人生のひと時がこのカフェには刻まれているはずです。
閉店になってしまうのは、実に残念ですが、これも時代の流れとして受け入れざるをえないのかもしれません。
【店舗情報】
【店舗名】R・ベッカーズ 池袋東口店（R・BECKER’S）
【住所】豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ本館
【閉店日】2023年10月15日（日）
最後までお読み頂きありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
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