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今回は東急ハンズ池袋店が9月末で閉店となってしまうニュースのご案内です。
最後までお読み頂けますとうれしいです。
目次
1.東急ハンズ池袋店の閉店の理由は?
私は今まで東急ハンズ池袋店が今年の9月末で閉店になるなんて知りませんでした。
池袋西口の丸井が今年8月末で閉店になるのを追って、東急ハンズまで閉店になるとは、大きなショックです。
池袋の大きな商業施設としては、サンシャインシティ、西武百貨店に東武百貨店を除いては、丸井と東急ハンズは西口と東口のランドマーク的な存在なのに、やがてなくなってしまうとは。
東急ハンズには何か身の回りの物で必要なものがあると、ぶらっと買い物に行ったものです。
品揃えが豊富で色々なものがあり、店舗内をぶらぶら歩いても飽きさせることはありませんでした。
1昨年には、浴室の電灯が壊れてしまい、とりあえずの応急処置として東急ハンズに外付けの電灯でもないか買いにいきました。
するとお洒落なランタンなどがあり、安いので複数買ってきた記憶があります。
ただ安いだけあって実用的ではないものもあり、ハズレ商品もありました。
でもちょっと遊び心もあり、「ま、しょうがないか」で済ませたのも東急ハンズの魅力によるところが大きかったように思います。
しかし今回37年間の歴史に幕を下ろすことになったのは、いったい何が理由なのでしょうか。
東急ハンズの公式発表によると、店舗が老朽化して改修しなければならないが、改修費用に見合う収益が得られる見込みがないから、とのことでした。
また閉店はコロナ禍の前から検討していたとも言っています。
しかし長引くコロナが追い打ちをかけたのは、間違いないでしょう。
また最近の経営環境をみると。10年前に比べかなり厳しくなっているのがわかります。
第1に、ドン・キホーテの出店です。
池袋駅東口出てすぐの明治通り前と北口から5分程の場所にドン・キホーテが出店しました。
ドン・キホーテと競合する商品は多くあり、さらなる価格競争を強いられてきました。
第2に、消費者の購買行動の変化です。今はネットでほとんど何でも買うことができます。
これは東急ハンズに限ったことではありませんが、店頭で自分の欲しい商品を探し、ネットで同じ商品のオンライン販売価格を調べ、ネットが安ければ店頭では買わずネットで買うという人が増えてきていることです。
厳しい競争にさらされているのは東急ハンズの他の店舗でも同じで、2020年には三宮店、川崎ダイス店、国分寺店が閉店しています。
ただ一方では、宮崎店、所沢店(東急ハンズの専門店)、アミュプラザくまもと店(小型専門店)、心斎橋店(移転オープン)をオープンさせてもいます。
またオリジナル商品を積極的に企画したり、ネット通販を拡充したりと躍進もしています。
また台湾に10店舗、シンガポールに5店舗「TOKYU HANDS」ブランドのフランチャイズ店舗を展開してもいます。
ただ国内の新規オープンは小型の専門店やローカル店で、これからは都心大型店の出店は控え、小型専門店が増えていくものと思われます。
また今後はオリジナル商品やコラボ企画商品などの独自コンテンツを増やし、オンラインと実店舗のさらなる融合を図っていくのではないでしょうか。
いずれにしても池袋のランドマークの一つであった東急ハンズが閉店になるのは、大きなショックで寂しいかぎりです。
私は接着剤を買いに行ったら、いろいろな商品が陳列してあって1時間半も各階を見て回った記憶もあります。
何気ない日用品がちょっとお洒落な施しがしてあったりして、見ていて何かほっとしたりします。
東急ハンズには百貨店では味わえない発見や楽しみがあるのです。そして価格も決して高額ではない。
そこにはお客さんに喜んでもらおうというお店からのメッセージがいつも感じられます。
まだ閉店までには時間があるので、またぶらっと見て回りに行ってみたいと思います。
2021年10月1日追記
当初9月末閉店と発表されていましたが、10月末に変更されたようです。
現在、10月1日から31日まで37年間の感謝を込めた「全力謝恩祭売りつくしSALE」が開催されています。
37年間の歴史を振り返るメモリアルコーナーや、池袋店で最後の思い出を作れる謎解きイベントなど盛りだくさんの内容となっています。
さらに10月25日から最終営業日(最終日は15時終了)までは、1階でハンズギフトカードやハンズオリジナルグッズなどが当たる「全力福引」が実施されます。税込2000円以上の購入で、1回抽選できます。
10月に池袋の街にお越しの際は、是非ぶらっと東急ハンズに寄って、37年間の歴史を振り返るとともに、最後のお買い物として、何か気に入ったものを買ってみてはどうでしょうか。
2.0 ねこぶくろはどうなる?
東急ハンズのもう一つの大きな魅力に、かわいい猫ちゃんと気軽に触れ合える8Fの「ねこぶくろ」があります。
2000年のオープン以来国内外の猫ファンに大きな人気を博してきました。
「ねこぶくろ」はドリンクなどの提供はしていませんので、厳密には猫カフェとは言えませんが、東京で最初に猫カフェブームの先駆けをつくった場所と言えます。
「ねこぶくろ」をオープンさせたのは、都内のマンションや賃貸住宅に住んでいて猫ちゃんを飼いたくても飼えない人に対して、猫ちゃんと気軽に触れ合える場所を提供しようという考えからだったそうです。
この「ねこぶくろ」は東急ハンズとは違う会社が運営していて、運営会社では閉店に伴い移転を検討中との事です。
しかし移転先は池袋内とは限りませんので、ちょっと心配です。
でも猫ちゃん達が新たに平穏に暮らせる場所ができれば、それはそれで良いのではと思っています。
願わくは池袋内のどこかでまたお目にかかれれば幸いですが。
残念ながら「ねこぶくろ」は、4月25日から新型コロナウイルス感染拡大防止のため休業になっています。
きっと猫ちゃん達も、度重なる非常事態宣言で一緒に遊んでくれる私たちに会えずに、ストレスが一杯たまっているのではないでしょうか。
またオープンしたら、そんな猫ちゃん達を癒しに行ってあげたいですね。そして自分も猫ちゃんに一杯癒されたいです。
2021年10月1日追記
「ねこぶくろ」は、サンシャインシティ内のナンジャタウンに移転されるそうです。
ナンジャタウン内に猫のふれあいパーク「ニャンジャタウン」として10月1日に新たにオープンです。
「ねこぶくろ」の猫ちゃんたちは「ニャンジャタウン」にお引っ越しし、引き続き活躍してくれるそうです。
あのかわいい猫ちゃんたちとまた池袋で会えるのは、本当良かったです。
【施設情報】
【施設名】ニャンジャタウン
【オープン日】2021年10月1日(金)
【定休日】不定休
【営業時間】平日11:00~20:00、土日祝10:00~20:00 ※最終入園19:00
【料金】1時間800円
※別途ナンジャタウン入園料(大人13歳以上 800円/こども4~12歳 500円)がかかります。
【アクセス】サンシャインシティ ワールドインポートマートビル2F ナンジャタウン内
最後までお読み頂きありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
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