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今回は「夜の王様」の閉店のニュースです。
最後までお読み頂けますとうれしいです。
目次
1.池袋の繁華街の羅針盤、無料相談所「夜の王様」閉店
先日お昼時に池袋駅西口のロマンス通りを歩いていて奇妙な光景を目にしました。
1階部分がまるで廃墟のようになっています。
ここは以前、夜の遊び場の無料案内所である「夜の王様」があった場所で、いつの間にか閉店となっていました。
無料案内所は、ガールズバー、キャバクラ、デリヘルなどの風俗店をお客に紹介してくれる場所で、お客さんを店に紹介することでお店から紹介手数料を貰っています。
しかし池袋の繁華街で無料案内所が閉店するとは一体どういう事なのでしょうか。
実はこういった繁華街の無料相談所の数は減少しています。
昔はやたら目にした記憶がありますが、今はロマンス通りに1軒、北口の文化通り沿いに1軒、劇場通りの群馬銀行の裏側に1軒、西一番街通り沿いに1軒と池袋駅西側には4軒しかありません。
原因は利用者が減少しているからのようです。
特に飲み系ではない風俗店では、ネット上に詳しく在籍している女性の情報を掲載しているため、ネット検索で店を選び、案内所を利用しない人が増えているようです。
案内所を経由したほうが、変な店に引っかかることは基本ないので安心ですが、紹介している店舗は限定され選択のバリエーションに欠けるきらいがあります。
その点リスクを取って自分でネットで選んだほうが選択の幅はぐーんと広がります。
また以前はゲバゲバしい派手な色で人目を引いた無料案内所ですが、条例により白と黒の2色しか案内広告に使えなくなり、当局の規制が強くなったのも背景にあるかもしれません。
いずれにしても、どちらかというと周辺にカラオケ、居酒屋、中国料理店、パブ、バーなどが密集するロマンス通りの中心部に無料案内所というのも、ちょっと場違いな感じがしないでもありませんでした。
2.繁華街の無料相談所の存在意義は
夜の繁華街の羅針盤とも言える無料案内所ですが、男性の遊びのニーズがあるかぎり消えてなくなることはないと思います。
彼らは我々が考えている以上にタフです。
西一番街の入り口では、ぼったくりに合わないよう客引きを信用しないよう放送で呼びかけています。
放送では「客引きが言うことは、みんな嘘です」とまで言って注意を呼び掛けています。
しかし客引きのお兄さん達の多くは、善良な人たちで嘘つきなどでは決してありません。
一部の悪質な客引きが問題を起こし、イメージを極端に悪くしています。
これではまっとうな客引きのお兄さんたちがかわいそうです。
こういったぼったくりなどの悪質な客引きや店を撲滅するには、無料相談所の存在意義も一理あるのではないでしょうか。
3.私の恥ずかしい失敗談
私も昔はいろいろと失敗して恥ずかしい思いをしたものです。
警察に駆け込み、こんな店があったら池袋の街に安心して住めないから、何とかしてくれと嘆願したこともあります。
ある日、群馬銀行の近くで、呼び込みのあんちゃんにとっても美人な女性の写真を見せられました。
こんな美人の女性がいるのかと思い、入店料として店の入り口で5,000円を払い、通された席で高鳴る胸を抑えながら指名した女性を待っていました。
すると写真と全く違う女性が、私の席についてきました。
私は、「別の子を指名しているんだけど」と言うと、その女性は「今日は私があなたのお相手をするの」と言ってきました。
「話が違う」と言っても、まったく無視され、出口を塞いで出れないようにしてきます。
その店の店内は、細い通路の横に二人用の席があり、出口側に女性が座ると、客は出れない造りになっていました。
私は、そこで初めて呼び込みのあんちゃんに騙されたことに気づきました。
何としても、この店から出るしかないと思い、その女性を押しのけて外に脱出しました。
すぐに派出所に行き、実情を訴えました。
始めは警察は民事には介入しないと言って断られましたが、私の熱意(?)に押されて、一緒についてきてくれることになりました。
そして若い警察官を引き連れてその店に戻ると、すぐに体のでかいやくざやさんが来て、「お前らそんなはした金でグチャグチャ言うんだったら、こういう所に来るんじゃねえよ」と凄みの声で威圧してきました。
私は「は、は、はい、わかりました」と答えるのがやっとでした。
そのときのやくざやさんは、今でも時たま見かけますが、全身入れ墨で肩で風を切って歩いています。
ある定食屋でたまたま近くで見たとき、左手の小指は詰めてありませんでした。おそらく堅気になって不動産業でも営んでいるのでしょう。
またこれもかなり前の話しになりますが、東口の文芸座の近くで、目を引く看板を見て、これはもう行ってみるしかないなと思い、そのビルの3階に階段で上がっていきました。
店の入り口で店員に「店のシステムを教えてもらえます?」と尋ねると、店員は「入り口では何だから、中に入ってもらえますか」と答えてきました。
これはヤバそうだと思い「ここで説明してもらえないなら帰るから」と言って、出口の階段の方に向かうと、いきなり下から第3外国人が7,8人バタバタと上がってきて通路を塞ぎ、鋭い眼光で睨んできます。
私はとっさに身の危険を感じ、体が硬直してしまいました。しかしここで弱みを見せたら負けだと思い、「出るんだからどけ」と言って彼らの間をすり抜け、外に出られて事なきを得ました。
強気でしたが、心の中ではブルブル震えていました。
今思うと、すぐ外に出れない、助けを呼べない3階に店を構えているのがみそでした。
その時も派出所に行って事情を説明しましたが、お巡りさんからは、「あんた、そういう所に行っちゃダメだよ」の一言で終わりでした。
以上池袋の「夜の王様」になろうと思ったけど、なれなかった悲しい男のお話でした。
思い返すと恥ずかしい経験ですが、今ではみな懐かしい思い出でしかありません。
3.まとめ
池袋の街や遊び場に不慣れな人にとって無料案内所は、比較的安心して遊べる場所を教えてくれる羅針盤でもあります。
そんな無料案内所も長引くコロナ禍による客足の減少で経営が圧迫されているのも事実でしょう。
こればかりはオンラインでのサービスなど意味ありません。
今無料相談所はインターネット時代の潮流の中で、きっと生き残りをかけていろいろと模索しているに違いありません。
私にとってはもう利用することはないでしょうが、その変遷を池袋の街の片隅からそっと見守っていけたらと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
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