少女クララが見た憧れの夢の世界を描く幻想的な魔法に満ちたバレエ「くるみ割り人形」が、小林紀子バレエ・シアターによりクリスマスに上演されます。
公演に先立ち、この不朽の名作バレエの魅力を追ってみました。
目次
1.小林紀子バレエ・シアター「くるみ割り人形」公演
時代を超えて愛され続けるクリスマスの風物詩、クララとくるみ割り人形の不思議な冒険の物語「くるみ割り人形」が小林紀子バレエ・シアター創立50周年記念として、クリスマスの日に豊島区立芸術文化劇場にて公演されます。
クリスマスの夜に少女クララが見た憧れの夢の世界を描いた本作品「くるみ割り人形」は、きらめく雪の精たちが舞う雪の国や、金平糖の精(シュガープラム フェアリー)と王子のグラン・パ・ド・ドゥなど、幻想的な魔法に満ちています。
オーケストラが奏でるチャイコフスキーの音色は、あなたを少女クララの夢の世界へと誘い、冬景色の先に訪れる暖かい感動があなたをそっと包んでくれます。
1.1 あらすじ
ドロッセルマイヤーは、パーティーに出かける支度をはじめます。
人形を売るドロッセルマイヤーは、とても気に入っている人形を鞄に入れて店を出ます。
立派な邸宅のリビングルームに、クリスマス・イヴとクララの誕生日を祝うため、たくさんの招待客と子供たちが招かれています。
誕生日を迎えたシュタルバウム家の長女クララは、ドロッセルマイヤーが手作りした赤のくるみ割り人形をとても気に入ります。
夜12時の鐘が鳴ると、ネズミたちが食事を始めます。
家族と一緒にいったん寝室に戻っていたクララは、階段を下りて広間に戻ります。
そこへドロッセルマイヤーが現れて魔法をかけると部屋中がみるみる大きくなっていって ・ ・ 。
くるみ割り人形は、やがて王子に姿を変え、クララは王子に導かれ、金平糖の精に会うため、旅に出かけるのです。
ひときわ輝く雪の世界では雪の結晶や粉雪たちが風に舞っています。
雪の国を通り、くるみ割り人形の王子とクララは、そりに乗って旅を続けます。
2.公演概要
[公演名] 小林紀子バレエ・シアター「くるみ割り人形」
[公演期日] 2022年12月24日 (土) 14:00 17:30開演
[公演会場] 豊島区立芸術文化劇場(東京建物 Brillia Hall)
[アクセス] 池袋駅東口より徒歩約3分
[演出・振付] 小林紀子
[音楽] チャイコフスキー
[出演] 小林紀子バレエ・シアター
[メインキャスト]
金平糖の精:真野琴絵(24日 昼)/ 澁可奈子(24日 夜)
王子:冨川直樹(24日 昼)/ 吉瀬智弘(24日 夜)
ドロッセルマイヤー:後藤和雄(24日 昼・夜)
[指揮] 坂本和彦
[演奏] 東京ニューフィルハーモニック管弦楽団
[チケット料金] 全席指定(税込)
S席:11,000円
A席:9,000円
B席:7,000円
C席:6,000円
U-18無料チケット有
[チケット取り扱い]
としまチケットセンター
TEL 0570-056-777 (10時から17時)
他プレイガイド
3.まとめ
クリスマスは、時代を超えて私たちに魔法と興奮を与えてくれる魅惑の時です。
そしてクリスマスの魅惑をノスタルジックに、かつスペクタクルに演出した「くるみ割り人形」は、だれもが楽しむことができる不朽の名作です。
今回の公演では、レイト・ヴィクトリアン時代をイメージした衣装・装置デザインが美しく、バレエの古典の精神に忠実で、クリスマスにぴったりな魅惑的なストーリーと華麗なダンスが見事に組み合わされています。
あなたも今年のクリスマスの夜は是非、恋人、友人、ご家族と一緒に、くるみ割り人形の王子とクララの冒険ファンタジーの世界へと旅立ってみてはどうでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
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