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今回はあうるすぽっとで12月15日から公演される「マクベス」のご案内です。
最後までお読み頂けますとうれしいです。
目次
1.劇団東演により「あうるすぽっと」で「マクベス」を公演
画像引用元:http://toen-actorsd.jugem.jp/?eid=2642#gsc.tab=0
シェークスピアのあの名作「マクベス」が、また劇団東演創立60周年記念公演として「あうるすぽっと」で上演されます。
2016年に死去したロシアの演出家V.ベリャコーヴィッチ氏は、「どん底」「ハムレット」「検察官」など、多くの東演作品の演出を手がけてきました。
日本での上演のために、V・ベリャコーヴィッチ氏が演出した「マクベス」は、V・ベリャコーヴィッチ氏が急逝した後、ユーゴザパト劇場の芸術監督であり、今作で演出補を務める0・レウシン氏が後を引き継ぎ今回の公演へと至りました。
そのため今回の「マクベス」は、劇団東演とロシア・モスクワのユーゴザパト劇場がタッグを組んで上演する作品となっていて、ユーゴザパト劇場から来日したキャスト・スタッフが、東演のメンバーと共演します。
1.1 劇団東演とロシア演劇界との交流
劇団東演は、1981年、当時のソ連の代表的演出家、A・エーフロス氏を招きチェーホフの「桜の園」を上演。
翌年には「ナターシャ」と続き、4年間にわたる日ロの演劇交流を行ってきました。
その伝統がベリャコーヴィッチ氏との「ロミオとジュリエット」「モリエール」に受け継がれ、 1996年には「ロミオとジュリエット」でモスクワ、ペテルブルグ公演に発展し、その後、2004年にもベリャコーヴィッチ演出の「どん底」でモスクワ、 ペテルブルグ、ニジニノブゴルドで公演を行っています。
1.2 マクベスあらすじ
反乱軍との戦いに勝利したマクベスは、ともに戦ったバンクォーと息高く国王・ダンカンのもとにはせ参じる途中、三人の魔女たちに出会います。
魔女たちは、マクベスはコーダーの領主となり、やがて国王になる運命にあると予言。
そして「正義は悪、悪は正義!」と呪文を口にしながら消えていってしまいます。
マクベスは、思いもしない不気味な予言に動揺しながらも、あり得ないことと一笑に付し、国王・ダンカンへの戦勝報告のために急ぎます。
しかし事態は魔女たちの予言通りに推移していきます。
戦いの功により国王はまずコーダーの領主にマクベスを任じたのでした。
「魔女どもは真実を知っていたというのか!ということは・・・・」。
驚くマクベスは夫人に事の成り行きを話してみます。
「それは予言よ・・・・きっと運命がそう約束したの。だって運命は気まぐれにあなたの頭に王冠を載せたりしない筈。忘れないで、その王冠をご自分の頭に載せるのはあなた自身だってことを!」
運命の扉はマクベスに一体何をもたらすのか?。
最初から最後まで魔女たちにより、マクベスをはじめ登場人物はその運命を操られていき、人の力では抗することができない定めを見事に表現していきます。
1.3 制作スタッフ及び出演キャスト
【スタッフ】
原作/W・シェイクスピア
翻案・演出・美術・衣裳/V・ベリャコーヴィッチ
翻訳/佐藤史郎
演出補/O・レウシン
舞台監督/相川聡
制作/横川功
【出演キャスト】
マクベス 能登剛
マクベス夫人 奥山美代子(文学座)
バンクォー 豊泉由樹緒
フリーアンス(息子)三代陽輔
ダンカン(国王) 島英臣(俳優座)
マルコム(息子) 大塚航二朗(無名塾)
アンガス、門番 星野真広
メンティース 阿部航平
レノックス 原野寛之
ケイトネス 蓮池龍三(バオバブ)
ロス 奥山浩
兵士 小泉隆弘
マクダフ 南保大樹
マクダフ夫人 岸並万里子
娘 三森伸子
刺客 M・インチン(ユーゴザパト劇場)I・スキツァン(ユーゴザパト劇場) 上村遥
魔女 E・オフチンニコフ(ユーゴザパト劇場)A・ナザーロフ(ユーゴザパト劇場)清川翔三 藤本稜太(フリー)
1.4 公演概要
【劇場】
東池袋・あうるすぽっと
■地下鉄・有楽町線[東池袋駅]6-7出口直結
■JR[池袋駅]東口から徒歩約10分
【公演スケジュール】
2021年12月
15日(水) 18:30~
16日(木) 13:30~
17日(金) 18:30~
18日(土) 13:30~
19日(日) 13:30~
(開場は各40分前)
[上演時間は休憩入れて2時間45分]
【チケット】
一般/5500円
シニア/5000円(65歳以上)
u25/3000円(25歳以下)
プラスワンチケット/16500円(3名のグループで+1名ご招待)
【お申込み&お問い合わせ】
劇団東演
★TEL/03-3419-2871
★MAIL/info@t-toen.com
チケットは上記電話番号にて月曜~土曜10:00~18:00。
またメールで予約の場合,下記の項目を記載して送付。
①氏名 ②住所 ③電話番号 ④ご希望の日時 ⑤券種 ⑥枚数
2.まとめ
今回、劇団東演創立60周年記念公演として上演される「マクベス」は、音・光・テンポ・独特の群舞などが斬新で、ロシア人と日本人の男性が演じる奇妙に生々しい魔女が、強烈な印象を与える作品となっています。
大胆に舞台演出されたマクベスを、是非お友達とご一緒にお楽しみください。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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