ブルー・アイランド版オペラ「うりこひめの夜」＆「あまんじゃくとうりこひめ」

ブルー・アイランド版オペラ「うりこひめの夜」＆「あまんじゃくとうりこひめ」の2部作が、3月8日（火曜）から3月10日（木曜）まで、あうるすぽっとで公演されます。

本作品は、漫画家、諸星大二郎氏の叙情的な短編をベースに、在京のオペラ団と深く関わり、指揮・編曲・作曲・ピアノ・解説と幅広く活躍している青島広志氏が作曲した新作オペラです。

因みに青島広志氏は、2021年11月24日に池袋西口公園（グローバルリング）で「1ヶ月早いクリスマスコンサート」にも出演しています。

本オペラは、巫女の能力を失った瓜子姫が主人公の物語となっています。

瓜子姫は、あまんじゃくの力を借りて託宣を続けますが、都の貴族清丸が失脚し、佐渡に流されたことを知ると、霊体となって会いに行こうとします。

古今東西の童話や民話を諸星流にアレンジした少女漫画的なこの物語は、オペラにもぴったりで、魅力的なアリアや妖精たちの楽しいアンサンブルと踊りが随所に構成されています。

林光が作曲し、飴屋善敏が演出した同じ題材を用いた旧作「あまんじゃくとうりこひめ」も、青島広志の新しい演出によって甦ります。

２．ブルー・アイラインド版オペラ「うりこひめの夜」