今回は音楽劇「ダ・ポンテ~モーツアルトの影に隠れたもう一人の天才~」池袋公演のご案内です。
最後までお読み頂けますとうれしいです。
目次
1.音楽劇「ダ・ポンテ~モーツアルトの影に隠れたもう一人の天才~」公演
「ダ・ポンテ~モーツアルトの影に隠れたもう一人の天才~」は、モーツアルトの名作オペラを書いた破天荒なペテン師を描いた音楽劇です。
世界で一番、不幸で、幸運な詩人の物語となっています。
モーツアルトの名作オペラとして挙げられる「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」。
200年以上を経て今もなお愛される作品が誕生した背景には、台本作家ダ・ポンテの存在がありました。
ダ・ポンテがモーツアルトと出会い、その才能を開花させたのは、彼の80年を超える生涯のわずか4年と6か月の間。
それは、人生で最も輝いた、儚くもかけがえのない時間でした。
時代の波に抗い、偏見を乗り越え、制作に没頭した若き天才たちの軌跡を、オリジナルの音楽劇で描いていきます。
1.1 あらすじ
1826年ニューヨーク。
年老いたロレンツォ・ダ・ポンテ(海宝直人)が回想録を出したことがきっかけで、若かりし頃を思い出すところから物語は始まります。
1781年ウイーン。
女好きで詐欺師のダ・ポンテは、ある事件を起こし、故郷ヴェネツィアを追われ、その才覚と手練手管でウィーンの宮廷劇場詩人の座までのぼり詰めます。
しかし、宮廷作曲家アントニオ・サリエリ(相葉裕樹)に言われるがままに書いたオペラの処女作を酷評され、行き場を失っていました。
そんなダ・ポンテの前に現れた、作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(平間壮一)。
彼もまたあふれる才能を持て余していました。
二人は、意気投合し、革新的なオペラを作ることを決意します――。
1.2 ダ・ポンテの生涯
ダ・ポンテは、1749年イタリア生まれの詩人、台本作家。
ユダヤ系の家系に生まれるが、1763年キリスト教に改宗。
ヴェネツィアで暮らしたが、放蕩生活を送ったために1779年にヴェネツィアから追放される。
その後ウイーンに移住したダ・ポンテは、アントニオ・サリエリの口利きによって台本作家としての能力を認められ、ヨーゼフ2世の宮廷で詩人としての職を得る。
そこで何年もの間、オペラのイタリア語台本を作成する仕事を続け、さまざまな音楽家に膨大な数の台本を提供して成功を収めた。
この時期モーツァルトとの共同作業で「フィガロの結婚」を始め代表作となる3つのオペラを作っている。
しかし1790年にヨーゼフ2世が死ぬと、宮廷の中で不興を買いウイーンを去ることになる。
その後10年余りロンドンで生活した後、アメリカに渡りニューヨークに落ち着き、コロンビア大学のイタリア文学の教授の職を得て、イタリア語、イタリア文学の教育に献身した。
ダ・ポンテのキリスト教への改宗から『ドン・ジョヴァンニ』の完成までを、主に『ドン・ジョヴァンニ』の制作過程を中心に描いていた2009年イタリア・スペイン合作映画「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」は、DVD化されてもいる。
1.3 公演概要
[公演名] 音楽劇「ダ・ポンテ~モーツアルトの影に隠れたもう一人の天才~」
[公演期間] 2023年7月9日(日)~7月16日(日)
[公演スケジュール]
詳細スケジュールは公式HPをご参照下さい。
[公演会場] 豊島区立芸術文化劇場(東京建物Brillia Hall)
[所在地] 豊島区東池袋1-19-1
[アクセス] 池袋東口出口より徒歩約5分
[作] 大島里美
[芸術] 大島里美
[演出] 青木豪
[出演]
海宝直人
平間壮一 相葉裕樹 井上小百合
田村芽実 青野紗穂 八十田勇一
他
[チケット料金]
S席:12,500円
A席:9,500円
(全席指定席・税込)
[チケット販売]
以下公式HPより
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
【おススメ関連記事】
ホラー小説「アドレナリンの夜」の朗読劇を上演
街が演劇で包まれる「池袋演劇祭」開催
心の叫びを解き放て!!ミュージカル「スクール オブ ロック」池袋公演
宝塚歌劇団宙組「Xcalibur エクスカリバー」池袋公演
呼華歌劇団による泉鏡花原作の戯曲「天守物語」公演
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)の第15回公演『明けない夜明け』
80年代のJ-POPSに乗せて贈る青春ストーリー・ミュージカル「SUNNY(サニー)」