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今回は10月に池袋西口公園で公演される野外劇「ロミオとジュリエット」のご紹介です。
目次
1.0 野外劇「ロミオとジュリエット」が池袋西口公園で開催
画像出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0dad3ed227c054aa0488ac2f83a8a2e044adf9c1
今年も国内最大規模の舞台芸術の祭典「東京芸術祭2021」が、9月1日から11月30日までの3か月間、合計で27ものプログラムが、東京芸術劇場や池袋西口公園のGLOBAL RING THEATREなどで開催されます。
その中のプログラムとして、”ワンコインで観劇することができるハイクオリティな演劇”をコンセプトとして上演される東京芸術祭の野外劇。
4年目となる今年は、誰もが知るシェイクスピア作・松岡和子訳の「ロミオとジュリエット」の現代版が上演されます。
今回の演出は、昨今様々な話題作を手掛け、バラエティに富んだ作風に定評のある青木豪氏が手掛けました。
総応募者945名のフルキャストオーディションで選ばれた精鋭14名のキャストで演じられます。
今回の「ロミオとジュリエット」のコンセプトは、「女系一家・モンタギューvs 男系一家・キャピュレット」。
ロミオを筆頭にモンタギュー家の配役を女性が、ジュリエット以下キャピュレット家の配役を男性が、それぞれ演じます。
舞台を現代に移して繰り広げられる、若い生命がはかなくも悲しく切り裂かれる恋愛悲劇を、青木豪氏の演出のもと、阿久津仁愛、川原琴響をはじめとするキャスト達がどのように演じてくれるのか、今から開催が楽しみです。
【野外公演概要】
【公演演目】ロミオとジュリエット
原作:ウイリアム・シェイクスピア
訳:松岡和子
上演台本・演出:青木豪
出演キャスト:
阿久津仁愛 川原琴響
谷田奈生 塚越健一 みしまりよ 柳内佑介
齋藤千裕 近藤 廉 末次由樹 友田宗大
井上 平 滝本 圭 河口勇太朗
明樂哲典
- 【公演日】新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、東京芸術劇場プレイハウスに会場が変更になり、公演日も10月15日(金)~10月17日(日)の3日間に変更になりました。
変更前:2021年10月17日(日)〜10月24日(日) 17:30開演
変更後:2021年10月15日(金)~10月17日(日)
10月15日(金):14:00~と19:00~の2回
10月16日(土):13:00~と18:00~の2回
10月17日(日):13:00~のⅠ回
【料金】 500円
- 【会場】新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会場は東京芸術劇場プレイハウスに変更になりました。
変更前:GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)
変更後:東京芸術劇場プレイハウス
【問い合わせ】東京芸術祭野外劇事務局
03−6903−3652(平日10時〜15時)
tf2019.outdoor@gmail.com
【チケット購入】
以下東京芸術祭チケットセンターの購入リンクより
2.0 東京芸術祭とは
東京芸術祭とは、東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し、2016年から毎年池袋エリアで開催されている都市型の総合芸術祭です。
今年も野外公演からシンポジウムまで多彩な27プログラムを予定しています。
野外劇「ロミオとジュリエット」以外に、今年の東京芸術祭での興味深いプログラムをいくつか挙げてみました。
2.1 近藤良平・コンドルズ『にゅ〜盆踊り』
【日程】9月23日(木・祝)
【場所】東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2008年より毎年開催され、池袋の夏の風物詩として愛されてきた人気の地域イベントが、今年は感染症対策のため来場者人数を絞って劇場開催として行われます。
コンドルズ率いる近藤良平氏が考案したオリジナル盆踊りを筆頭に、ユニークな選曲・振付で、楽しさいっぱいのニュー盆踊りを皆で一緒に踊ります。
この動画は2018年に池袋西口公園で行われたにゅ~盆踊りの様子です。
2.2 おどるシェイクスピア FESTƎ~十二夜~
【日程】10月14日(木)〜10月17日(日)
【場所】あうるすぽっと
振付家・演出家・ダンサーとして、近年幅広い活躍を見せるスズキ拓朗氏が、シェイクスピアの『十二夜』を、独自の視点と解釈で、大胆不敵に解体そして再構築します!
ダンスと演劇、そして映像や音楽など、様々な手法をクロスオーバーさせることで、独創的ながら誰もが楽しめる、パワフルでエンターテインメントな『十二夜』を演じてくれます。
2.3 太陽劇団 Théâtre du Soleil 【代替企画】Special Event for “KANEMU-JIMA”
【日程】10月上旬予定
2.4 The New Gospel – 新福音書 –
【日程】11月13日(土)〜11月28日(日)
【場所】オンライン配信
【言語】イタリア語/フランス語/英語(字幕:英語/日本語)
演劇を用いて現実に起きた事件や事象と向き合う劇作・演出家のミロ・ラウ氏が、今日的な「福音」の映画をつくりあげました。
ロケ地となる南イタリアのマテーラでは、農場労働での搾取を始め、多くの移民が非人道的な扱いを受けており、この映画では、そこから人間性の開放を求めた人権運動を取り上げています。
今回カメルーン出身の政治活動家イヴァン・サグネがキリストを演じ、サグネと移民たちが参画する人権運動「尊厳の反乱」の様子と、彼らと一般市民、俳優らが演じるキリストの受難の物語とが併行して描かれていきます。
現代文明とそこに生きる者たちの人間性とを鋭く問う、連帯と革命のための受難劇となっています。
その他にも今年の東京芸術祭のプログラムには、巨大なアートプロジェクトの記録、観劇サポート講座、アジア各国の演劇事情などのアーカイブ配信やオンライン配信など多彩な内容が織り込まれています。
詳細は以下公式ホームページをご覧ください。
今年の秋は池袋の街で上質な芸術に触れて、コロナ禍で閉塞した気分を思いっきり解き放しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
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