五感を揺さぶる朗読劇スペクタクルリーディング「バイオーム」公演

こんにちは。当サイトの管理人・マックです。

いつも私のブログに訪問頂きありがとうございます。

今回は、上田久美子による書下ろし戯曲・スペクタクルリーディング「バイオーム」公演のご紹介です。

最後までお読み頂けますとうれしいです。

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1.スペクタクルリーディング「バイオーム」公演

中村勘九郎が主演し、演劇界を牽引する俳優達と初タッグを組んだ意欲作である「バイオーム」。 
ライブ配信の実施もきまった本作は、宝塚歌劇団で心に残る名作を手掛けてきた上田久美子による書下ろし戯曲となっています
美しいせりふと大胆な演出で、新作を発表するたびに話題を呼んだ宝塚屈指のヒットメーカーの作・演出家である上田久美子は、惜しまれながらも宝塚歌劇団を退団してしまいましたが、今作ではその健在ぶりが如実に示されています。
そして演出は、麒麟がくる」「精霊の守り人」など多くのTVドラマのヒット作を手掛けているNHKエンタープライズの一色隆司が担当しました。
本作品は、朗読劇としてスタートしながらも、VR/ARなどのテクノロジーを駆使し、俳優とバーチャルテクノロジーの間に作り出される関係性を重視しながら、五感で体感していくサイトスペシフィック演劇へと変化していきます。

1.1 あらすじ

[イントロ]

わたしをけものと呼ぶのは誰か
わたしをにんげんと呼ぶのは誰か
それは事実か真実か虚構か嘘か、庭先に語られる一つも美しくない物語

[あらすじ]
その家の男の子はいつも夜の庭に抜け出し、大きなクロマツの下で待っていた。
フクロウの声を聴くために
男の子ルイの父に家族を顧みるいとまはなく、心のバランスを欠いた母は怪しげなセラピーに逃避して、息子の問題行動の奥深くにある何かには気づかない。
政治家一族の家長としてルイを抑圧する祖父、いわくありげな老家政婦、その息子の庭師。
力を持つことに腐心する人間たちの様々な思惑がうずまく庭で、古いクロマツの樹下に、ルイは聴く。
悩み続ける人間たちの恐ろしい声とそれを見下ろす木々や鳥の、もう一つの話し声を

1.2 演出:一色隆司氏コメント

人間が人間たる理由…そんなことを考えてしまう作品と巡り会えました。

スペクタクルリーディングというなんだかすごい響きと「バイオーム」というタイトル…すべてが心の中で一つになった時、私たちはいつもとはちょっと違った目線で自分たちを顧みることができるようになるかもしれません。

朗読劇という枠を越えて、上田久美子さんが創造してくださった壮大なスケール感と、物語の深みと、そして、様々な人間の思いが、舞台という空間をも越えて皆さんに心に響きますように…そんな素敵な体験ができる作品を、素晴らしいキャスティングと一緒に目指しています。

21世紀の今、本当の自由とは何か…そんなことに思いを馳せながら…

1.3 公演概要

[公演名] スペクタクルリーディング「バイオーム」

[作] 上田久美子

[演出] 一色隆司

[出演者] 本作品ではそれぞれが1人2役を演じます。

<ルイ・ケイ役> 中村勘九郎
<怜子・クロマツの芽役> 花總まり
<野口・一重の薔薇役> 古川雄大
<克人・クロマツの盆栽役> 野添義弘
<ともえ・竜胆役> 安藤聖
<学・セコイア役> 成河
<ふき・クロマツ役> 麻実れい

スペクタクルリーディング『バイオーム』制作発表会見 作:上田久美子、演出:一色隆司、出演:中村勘九郎、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れい

[企画・制作・主催] 梅田芸術劇場

[制作協力] NHKエンタープライズ

[会 場]

東京建物BrilliaHALL

[住 所]東京都豊島区東池袋1-19-1

HP: https://toshima-theatre.jp/

[公演日程] 2022年6月8日(水)~6月12日(日)

[入場料] S席¥10,000 A席¥8,000 B席¥5,000 学生¥3,000 全席指定

[一般販売] 2022年5月21日(土)より

[チケット販売] 

としまチケットセンター

最後までお読み頂きありがとうございました。

Let’s enjoy Ikebukuro!!
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