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今回は、池袋が発祥の地である大戸屋さんの池袋でのその歩みを振り返ってみたいと思います。
最後までお読み頂けますとうれしいです。
目次
1.池袋が発祥の地、大戸屋さんの池袋での軌跡
国内に316店舗、海外に115店舗を構える大戸屋さん。
池袋にも現在3店舗が元気に営業していますが、振り返ってみると残念ながら消えて行ってしまった店舗もあります。
池袋の街とともに変遷してきた大戸屋さんの小歴史を紐解いてみたいと思います。
1.1 大戸屋池袋東口店の軌跡
この大戸屋さんの第1号店は、今の池袋東口店で1958年1月に「大戸屋食堂」としてオープンしました。
今から何と60年以上も前です。
正確に言うと、池袋東口店の前の今はコインパーキングとなっている敷地に2階建ての食堂として営業していました。
1階は個人客かカップル用で、2階は主にグループ客用でした。
私が初めて池袋東口店に行ったのは、かれこれ25年以上前です。
初めて大戸屋さんの定食を食べた時、単純に「あ、ここ手頃な値段だし他の店より美味しい!!」と思ったものです。
それ以来私はずっと大戸屋さんのファンとなっています。
昔は店内でタバコも吸えました。
今の場所に移って店内全面禁煙になった時、以前のファンがみんな離れてしまうのではと密かに危惧したものです。
確かに客層は若干変わったように思いますが、女性客や家族づれのお客さんが増えて結果的には良い方向に変わりました。
私が最初に通った頃は、1食600円から700円くらいで食べれる普通の定食屋さんで、デザートなども今ほどありませんでした。
今思うとずいぶんと進化したものです。
1.2 大戸屋南池袋店の軌跡
南池袋公園の手前にある大戸屋南池袋店。
この大戸屋南池袋店は激動の歴史を辿ってきました。
大戸屋のブランド多角化の波に翻弄された軌跡をたどってきたのです。
「大戸屋 ごはん処」から2018年8月に「かこみ食卓南池袋店」として別ブランドの店舗としてオープン。
すべての定食にミニデザートが付き、ランチとディナーでメニューや価格も異なる業態でした。
大戸屋の定食のよりも、ランチでも高めの価格設定で、私は一度も店内に足を踏み入れることはありませんでした。
しかし2020年4月に「食べ処三かみ」としてリニューアルオープンします。
アルコールやおつまみが手頃で食べるだけでなく、お酒を呑むにも適したお店だったようです。
しかしこの「食べ処三かみ」も中目黒店と吉祥寺店も含め、2021年2月にほぼ同時に閉店となってしまいます。
そして「大戸屋 ごはん処」として再スタートを切り今にいたります。
こうして大戸屋の新ブランドの店舗は約2年半で幕を閉じることになります。
現在のところ新ブランドの店舗展開はなく、当面は「ごはん処 大戸屋」1本に注力していくのではないでしょうか。
1.3 大戸屋西池袋店の軌跡
今マルイの前の2階に店舗を構える大戸屋西池袋店。
以前は立教通りをちょっと歩いて左手の地下1階に店舗を構えていました。
今の店舗の約半分くらいの広さでした。
今の場所に移転したのは、もう25年以上前でしょうか。
この移転は大成功だったと思います。
店舗の立地条件としても最高ですね。
特に今の西池袋店の窓際席からは、西口の五差路が見渡せ、そぞろに道行く人や交叉する車を見ながら食事ができます。
またここから夜景を見ながらの食事もなかなか乙なものです。
やはり見晴らしが良いと心も自然と和むものです。
1.4 池袋の街から消えていった大戸屋さん
池袋の街から消えていってしまった店舗もあります。
20年くらい前には、ジュンク堂の先のあずま通りにも大戸屋さんが店を構えていました。
私は一度しか行ったことがありませんが、知らない間に消えてしまいました。
また長らく要町で営業していた大戸屋要町店は、2020年1月に閉店となってしまいました。
やはり街の中心地から外れると客数が減り、お店の経営は厳しくなってしまうのでしょうか。
今、要町では「やよい軒」が一人元気に奮闘しています。
1.5 大戸屋さんの魅力
今では業界のリーディングカンパニーとして「定食屋だったら大戸屋」という標語がすっかり定着していますね。
それじゃ大戸屋さんの魅力って一体何なのでしょうか?
いくつか挙げてみましょう。
1.まず美味しい。
2.肉料理にかたよらず、野菜の具も豊富で栄養バランスが良い。
3.定期的におすすめメニューが変わる。
4.食材がしっかり選ばれていて手抜きがあまりない。
5.ポイントカードや楽天カードでポイントが貯まる。
6.店内が明るく、きれいでBGMがお洒落。
7.サイドディッシュも豊富でいろいろな味わい方ができる。
8.デザートメニューやアルコール・ソフトドリンクメニューもしっかりしている。
やはりこういった点で、他の定食屋さんよりも支持されているのではないでしょうか。
また女性が帰宅前に一人でも寄って食べていける、そういうお店になっているのも大戸屋さんの強みだと思います。
以前はたまに、ご飯がパサパサで美味しくなかったり、お味噌汁が塩味が濃すぎたりといった事もありましたが、最近はそういうことはなくなりました。
大戸屋さん、これからも今まで同様美味しい定食の提供、宜しくお願いします。
1ファンとして応援しています。
できれば価格を全体的に若干下げてもらえるとうれしいのですが。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
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