舞台「サンソン ‐ルイ16世の首を刎ねた男‐」池袋公演

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今回は実在した死刑執行人を描いた「サンソン ‐ルイ16世の首を刎ねた男‐」の舞台公演のご案内です。

最後までお読み頂けますとうれしいです。

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1.舞台「サンソン ‐ルイ16世の首を刎ねた男‐」池袋公演

本作の主人公は、18世紀のフランス・パリに生きた、実在の死刑執行人シャルル=アンリ・サンソン

時には、忌まわしい存在として人々に疎まれながらも、国家と法を重んじ、職務を遂行し続けた彼は、敬虔なカトリック教徒で医者でもあり、その内心には常に、死刑廃止論者としての死刑制度に対する葛藤がありました。

死刑の方法は、陰惨な拷問を伴うものもあり、せめて誰にでも平等に苦痛を感じさせない死をもたらそうと、サンソンは、ギロチン(断頭台)の発明にも積極的に協力しました。

しかし、フランス革命期に完成したギロチンは処刑の名の下に多くの人間の死を量産する道具となり、その中にはサンソンが敬愛した国王ルイ16世も含まれていました。

舞台「サンソン」は、そんな彼の眼差しを通して、王族、貴族、革命家、一般庶民にいたるまで、フランス革命にかかわった多くの人間たちの理想や挫折、生きざまを、鮮やかに浮かび上がらせてくれます。

2021年4月に初演の幕を開けましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、わずか数公演で東京公演は中断、大阪公演も中止を余儀なくされましたが、2023年4月に念願の再始動となります。

死刑執行人という宿命を背負ったサンソンを演じるのは、稲垣吾郎

1.1 主演の稲垣吾郎コメント

「サンソン」の再始動の話を聞いたときは素直に嬉しく思いました。

白井さん、(脚本の)中島さん、(音楽担当の)三宅さんという素晴らしいクリエイターの方たち、そしてフレッシュなメンバーも加わるキャストの皆さんと、改めてこの作品に向かい合えることに感謝しています。

死刑執行人という非情な宿命を背負ったサンソンに再び向き合い、彼のような人物がいたという事実を、舞台を通して皆様に伝え、未来に繋げていければと思っています。

色々なお仕事をさせていただく中で、舞台は自分が自由に羽ばたけるような貴重な場所です。

初演時には中止になってしまった公演も多く、ご来場が叶わなかったお客様もいらっしゃると思います。

今回は、多くのお客様と時間を共有できることを楽しみにしています。

1.2 あらすじ

1766年、フランス。その日、パリの高等法院法廷に一人の男が立っていた。

彼の名はシャルル=アンリ・サンソン稲垣吾郎)。

パリで唯一の死刑執行人であり、国の裁きの代行者 “ムッシュー・ド・パリ”と呼ばれる誇り高い男だ。

市中で最も忌むべき死刑執行人と知らずに、騙されて一緒に食事をしたと、さる貴婦人から訴えられた裁判で、シャルルは処刑人という職業の重要性と意義を、自ら裁判長や判事、聴衆に説き、勝利を手にする。

父・バチスト榎木孝明)の仕事を受け継ぎ、処刑人としての使命、尊厳を自ら確立しつつあったシャルル。

おりしもルイ15世の死とルイ16世大鶴佐助)の即位により、フランスは大きく揺れはじめ、シャルルの前には次々と罪人が送り込まれてくるようになる。

将軍、貴族、平民。

日々鬱憤を募らせる大衆にとって、処刑見物は、庶民の娯楽でもあったが、慈悲の精神を持つシャルルは、自身の仕事の在り方に疑問を募らせていく。

そんなある日、蹄鉄工の息子ジャン・ルイ佐藤寛太)が、恋人エレーヌ清水葉月)に横恋慕した父を殺める事件が発生。

その死は実際には事故によるものだったが、「親殺し」の罪は免れず、ジャン・ルイは車裂きの刑を宣告される。

しかし、職人のトビアス崎山つばさ)、後に革命家となるサン=ジュスト池岡亮介)ら、彼の友人たちは、刑場からのジャン・ルイ奪還を目論み、成功する。

この顛末を目の当たりにしたシャルルは、いっそう、国家と法、刑罰のあり方について、思考を深めることとなる。

さらに、若きナポレオン落合モトキ)、医師のギヨタン田山涼成)ら、新時代のキーマンとなる人々とも出会い、心揺さぶられるシャルルがたどり着いた境地とは——。

1.3 公演概要

[公演名] 「サンソン ‐ルイ16世の首を刎ねた男‐」

[公演期間] 2023年4月14日 (金) ~4月30日 (日)

[公演会場] 豊島区立芸術文化劇場(東京建物 Brillia Hall)

[アクセス] 池袋駅東口より徒歩約3分

[原作] 安達正勝『死刑執行人サンソン』(集英社新書刊)
坂本眞一 『イノサン』に謝意を表して

[演出] 白井 晃

[脚本] 中島かずき(劇団☆新感線)

[音楽] 三宅 純

[出演] 

稲垣吾郎
大鶴佐助 崎山つばさ 佐藤寛太 落合モトキ 池岡亮介 清水葉月
智順 春海四方 有川マコト 松澤一之 田山涼成/榎木孝明 他

[主催] キョードー東京/TBS/イープラス

[後援] TOKYO FM/TBSラジオ

[チケット料金] 全席指定(税込)

S席:13,500円(税込)

A席:10,000円(税込)

[チケット取り扱い]

チケットの一般販売は、3月26日から。

チケット取り扱いは、としまチケットセンター他。

詳細は以下公式HPをご参照ください。

サンソン東京公演チケット情報

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

Let’s enjoy Ikebukuro!!

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