2022年10月16日(日)午後6時過ぎ、サンシャイン60の58階レストランで100人超が集まった宴会で大乱闘が起こるという事件が発生しました。
目次
1.サンシャンイン60のレストランでチャイニーズドラゴンが大乱闘
ニュース報道によると、2022年10月16日の午後6時過ぎ、サンシャイン60の58階にあるフレンチレストランで、100人規模の宴会の最中に一部の客同士の乱闘騒ぎが起こりました。
「客同士が殴り合いの喧嘩をしている」と店の店員から、警視庁巣鴨署に通報がありました。
通報を受け警察官が現場に駆け付けると、数人を残し大半がすでに現場から立ち去った後でした。
現場では、20代の男性が頭から血を流す軽い怪我をしていて、救急車で病院に搬送されました。
喧嘩をしたのは100人のうちの10人くらいの客だという報道もあり、情報は錯綜しています。
宴会をしていたのは、幹部の出所祝いで集まったチャイニーズドラゴンのメンバーたち。
店内には、料理が飛び散り、粉々に割れたビール瓶やグラスが散乱し、テーブルがひっくり返りドアも壊されていたそうです。
当時店は貸切だったとの報道もあります。
その後の報道では、もともと宴会をしていたのは、東京・北区の不良中国人グループで、そこにチャイニーズドラゴンのメンバーが来て、何かちょっとした言い争いから喧嘩になり、ナイフやフォークが飛び交う大乱闘になったらしいとの事です。
もしくは最初に宴会をしていたのがチャイニーズドラゴンのメンバーで。その後別の半ぐれグループが入ってきて乱闘になったという報道もあります。
ニュース報道では、20代の男性一人が頭から血を流し病院に搬送されたとありますが、実際にはもっと多くの人がナイフやフォークで負傷したとみられています。
警察が来る前に現場から立ち去った負傷者たちは、自分で病院に行ったと思われます。
また病院に搬送された20代男性は、その後病院から姿を消してしまったそうです。
現場周辺の防犯カメラの映像や現場に残された指紋を解析することで、当日宴会に参加していた双方のメンバーの多くは素性が明らかになることでしょう。
1.1 チャイニーズドラゴンとは
チャイニーズドラゴンは、1990年代に、都内で暴れ回った暴走族「怒羅権(ドラゴン)」が源流と言われています。
暴走族「怒羅権(ドラゴン)」は、中国から日本に帰国した残留孤児の2世、3世たちが集まってつくったグループ。
その後、暴走行為を引退した者たちで作ったのが現在のチャイニーズドラゴンと言われています。
強盗、脅迫、恐喝などを繰り返すだけでなく、最近は振り込め詐欺や薬物密輸などにも関与するようになっているそうです。
彼らの強みは、警察の手が伸びてきたと思ったら、すぐ中国へ逃げてしまうこと。
末端には日本人メンバーもいて、資金力もあり、日本のヤクザも揉め事を起こした際、バックにチャイニーズドラゴンがいると気づくと引いてしまうと言います。
警察庁は、2013年にチャイニーズ・ドラゴンを「準暴力団」と認定し、「暴力団に準ずる反社会的勢力」と位置付けて、実態解明と取り締まりの強化に乗り出しました。
しかし広域暴力団と違って組織がしっかりしていないため、メンバーの出入りが激しく、構成員名簿などもないため、その実態は把握しずらいのが現状のようです。
今回の事件では、一般人に危害がなかったのは何よりですが、レストランという公共の場で大乱闘をされてはたまりません。
こういった反社会的勢力は、一般人に被害を及ぼさないように、何とかしかっり取り締まりをしてほしいものです。
特に池袋駅北口一帯はチャイナタウン化していて、中国マフィアの牙城みたいになっています。
普通に生活している分には、トラブルに巻き込まれる可能性は低いでしょうが、でも何かあったらと思うとやはり怖さを感じざるを得ません。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
Let’s enjoy Ikebukuro!!
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