上野動物園の子ゾウの名前は「アルン」に決定!!

こんにちは。当サイトの管理人・マックです。
いつも私のサイトへご訪問頂きありがとうございます。

上野動物園で2020年10月31日にアジアゾウの「ウタイ」から生まれた子ゾウの名前が決定しました。

コロナ禍で気持ちが落ち込む中で届いた明るいニュースです。

今までの生育記録などもお伝えしたいと思います。

最後までお読みいただけますとうれしいです。

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1.子ゾウの名前は「アルン」に決定!!

10月31日に生まれた子ゾウの名前は「アルン」に決まりました!!

上野動物園では、子ゾウの名前の候補を3つに絞り、HP上で投票を呼び掛けていました。

名前の候補は「アルン」と「タワン」「アッサドン」の3つでした。

名前の候補は、いずれも母ゾウ「ウタイ」の母国タイの言葉に由来するもので、「タワン」(太陽や日輪)、「アルン」(夜明けや暁)、「アッサドン」(夕日や夕焼け)を意味します。

総投票数は、2万979票で、そのうちの半数以上の1万2044票が「アルン」でした。

ちなみに2番目は「タワン」で7554票、3番目は「アッサドン」の1381票で、ぶっちぎりで「アルン」がトップです。

やはり明るい音の響きとコロナの終息を願って夜明けを意味する「アルン」を選んだ人が多かったのではないでしょうか。

かわいい!赤ちゃんゾウの名前が投票で決定 東京・上野動物園

2、子ゾウ「アルン」の生育記録

2019年1月、当時20歳の「ウタイ」と当時22歳の「アティ」を繁殖のため同居させたところ、1月13日と14日に一度ずつ交尾が確認され、2019年9月23日に実施した超音波検査(エコー検査)によって胎児の骨格と心拍が確認されたことから、妊娠と確認されました。

そして10月31日の前夜から陣痛など出産の兆候が認められ、10月31日早朝に無事出産にいたりました。性別はオスです。

ゾウの子どもが健康に育つには母親からの授乳が不可欠ですが、「アルン」はなかなか「ウタイ」の乳に吸いつくことができませんでした。

そこで飼育員が常時付き添い、直接飲むことができるよう一緒に練習を続けてきました。

その結果「アルン」が11月2日に初めて乳に吸い付いて母乳を飲む姿を確認できました。

上野動物園のアジアゾウ「ウタイ」とその子ども(2020年11月3日撮影、音声あり)

生まれたときに120.5キロだった「アルン」の体重は、一度102.5キロまで減少しましたが、11月4日(水)の測定で112キロに増加しており、順調に成長し始めたことで、職員一同やっと安堵に至りました。

11月13日には「アルン」の足どりがだいぶしっかりしてきました。

現在「アルン」は、母親「ウタイ」の近くを走り回ったり、わらの上に寝転がったりしながら順調に成長しています。

3、子ゾウ「アルン」の一般公開

上野動物園の子ゾウ初公開、成長の記録も

上野動物園では、母親「ウタイ」と子ゾウ「アルン」のようすを慎重に見ながら、少しずつ人に慣らす訓練を行ってきました。

そして12月1日より開園から約2時間の念願であった一般公開が開始されました。

当初の2週間は2時間の公開で、子育て中の「ウタイ」と「アルン」を人に慣れさせた後、12月13日より公開時間を延長し、開園から午後3時までの一般公開となっています。

まだ母子ともに非常にデリケートな時期なので、母子を驚かせる行為や、写真:動画の撮影は絶対にしないで、仲睦まじい「ウタイ」と「アルン」をそっと見守ってあげてください。

4.まとめ

動画をみるととってもかわいい「アルン」君。

ここまで成長するには、上野動物園の職員さんたちの、並々ならぬ甚大な努力があってこそのことのようです。

日本国民全員も「アルン」君の誕生・成長を我がことのようにとってもうれしく受け止めています。

「アルン」君、どうか病気などにならずに、すくすくと育っていってくださいね。

「ウタイ」母さんに上野動物園の職員さん、どうかすくすく育っていくよう「アルン」君の面倒を宜しくお願いします。

そう「アルン」君は、長引く暗闇の中から一筋の希望の光をともす「夜明け」の具現者なのだから。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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